あんまり安定してないけど、零細IT広告会社を作って4年ちょいで得た知見

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Q:パクッてますか?

A:はい、パクッてます。

Q:パクり元はどこですか?

A:terurouメモさんの「安定寄りの零細IT会社を作って1年ちょいで得た知見」です。

インバウンドマーケティングという言葉が浸透し、コンテンツSEOだなんだとか言われ、とりあえずブログ始めました的なあの日を振り返ること一年半。わかっちゃいましたがほとんど書いてないし、活用していません。想定内!想定内ですっ!!ついにネタを求めてパクるというところに行きつきました。

そうですね、清廉潔白な会社を目指した僕もついに悪魔に魂を売ってしまいました。ちなみにブログを拝見して、着想を得させて頂いただけで、terurouさんはとは全く面識ございません。

ではパクります。

——ここから パクり——

株式会社OLLという名のIT広告の会社を作ってから4年くらい(個人事業主期間含む)になった。

自社でWEBサービスや独自提案など、オリジナリティがあり競合他社に優位性を持てる商材を作成したいと思っていたが、売り上げをたてて、過去の知見を活かし将来へつなげるという点から広告代理店という立ち位置を優先してきた。terurouさんと同じく「会社どうよ?」とか「なんで会社作ったの?」など聞かれることもありましたが、その話はちゃんとまた次の次のまたその次の、次の日にでもまーそのうち、ということで先延ばししてましたが、今回のブログをアンバランスなマイアンサーの一部とさせて頂こうと思う。

創業から今まで

  • 20世紀:元々インターネットが好きでサイトを作ったりしていた。
  • 21世紀:大学を卒業後、しばらくして観光メディア、インターネット広告会社で働き、その後、個人事業主から法人成りし株式会社OLLを設立。
  • 広告会社起業でよくある顧客継続はなく、文字通り裸の状態で生まれる。
  • 一人では寂しいので設立当初よりお手伝いしてもらったり、色んな人にお世話になる。
  • 最近では商工会に加盟もし、融資を受けるなど運転資金が充実してきた。
  • そろそろ本格的に一緒に戦ってくれる仲間を探したくなった。
  • おかげさまで倒産の危機はなく、ここまでは順調に売り上げは伸びてきている。

広告代理店を起業して食っていくのに必要なもの

  • カネ
  • コネ
  • 情報取集能力・提案力
  • 結果

カネ

まぁ、「当たり前だのクラッカーだろっ!」なんて無下に扱わずに聞いてください。起業するということは今まで当たり前に与えられていたものが無くなる、つまり給料が無くなるということです。わかっちゃいるものの、これが一番恐ろしく、2番じゃいけない重要なところです。

ある程度安定してきた現在でさえ、常に抱える恐怖感です。もちろん将来のお金、という点ではなく、来月入るお金という短期的な収入の話です。将来のことを考え出したら、身の毛もよだち卒倒してしまいます。だから僕は現実的に必要であること以外は、極力将来のことは考えない様にしたいと思っています。お金の心配をするという点で。

入ってくるお金があるかどうかも、もちろん心配の種ですが、当然ながら出ていくお金という心配もしなくてはなりません。自身の生活費に加え、会社を維持するお金、今までは会社が負担していた分の年金や保険などの社会保障費や備品などの消耗品費、いちいちかかる収入印紙代など枚挙にいとまがないとはこのことです。脅威ダベ・・・。

加えて広告代理業を営むならば、広告の前払い代金(媒体費など)がかかります。大きい会社に勤めている方はピンとこないかもしれないですが、信用力のない会社はすべて前払いから始まり、保証金なども取られる可能性があることを頭に入れておく必要があります。いきなり信頼して頂き後払い請求に応じてもらえるなんてラッキーだと思うべきです。ちなみに僕はラッキーと良い方々に恵まれてここまできました。

ではいくら必要か、

広告代理店として食っていくために、創業資金も含め一年間通すならば、500万円は最低必要だと思います。そんなにいらなかったという方はなんらかのラッキーがあったのかもしれません。僕の視点での話ですので、能力がある方には当てはまらないかもしれませんが、あくまでもここは僕のブログであり、僕が王様の国です。王様の主張は絶対です。王様と1番がキスをすると言ったら1番のあなたは僕とキスしなければいけません。

コネ

これは人によっては賛否両論あるでしょうし、やりすぎは法的にもいかんでしょうが、前職時代の顧客を引き継いで予算を回してもらったり、仕事を融通してもらえるならば非常に安定した起業一年目が送れると思います。ポジティブに言えば、前職時代に時間がかかっていた意思決定や判断を、起業したとたんに誰にもお伺いを立てずに素早くできるようになります。これは顧客にとってもメリットになりますし、小回りが利くというのは大きな武器となります。

一方、前職での顧客を引っ張ってくるということは前の会社の売り上げに影響を与える行為です。営業ノウハウや顧客リストの情報など前の会社の資産を侵すのであれば、不正競争防止法に引っかかる場合もありますし、法的には問題なくても禍根を残すことも十分に考えられます。しかも同業であるならば敵対しても、よっぽど自信がある場合を除けば、百害あって一利なしです。

綺麗に前職の顧客や取引先とお付き合いし、さらには前職の会社から仕事をもらうくらいの関係性が望ましいと思います。今だからそう思いますが、独立を考えた当時の僕は「男は黙って0からスタート」だと思っていました。今思えば「なーーーーにーーー、やっちまったなぁ」です、いろいろと準備をしておいた方が絶対楽でしたね。変なこだわりを持つのはもっと強く、能力が高くなってからすべきことです。

情報取集能力・提案力

会社勤めをしていると多くの同僚がいるわけです。でも独立すると一人です、いや独りです。自社で持っていた顧客の情報や商材、業界のトレンドなど空気のように自然にあったものが手に入らなくなります。なんなら隣の席の人に「これってなーに?」と聞くことができていたのに、もうそんな甘えは許されません。

しかし、顧客にとってはそんなこと関係ありません。他の企業や担当者よりも最新・最適な情報を持ち、様々なソリューションを提案していかなくては広告代理店と付き合う意味がありません。限界はあるので、常にナンバーワンがマイアンサーなわけではありません、要は簡単に手に入っていたものが手に入れづらくなるために今まで以上にインプットに時間を使い、人一倍の努力が求められるということです。

そして、手に入れた情報や能力をアウトプットするためには顧客にそれを知っていただく必要があります。僕は人の説得が非常に苦手です、まったく営業タイプでも起業家タイプでもありません。けれど、やらなければならないんですよね、独りだから。嫌でもテレアポをするし、根暗なのに明るく社交的な自分に変身したり、眠くても英語嫌いでも海外の情報を仕入れるのです。

幸いなことに真面目に頑張ると認めて頂けるまれなケースがあります。提案力は必要だとあげていますが、例え僕のように口がうまくなくても、真面目に必死にやるとラッキーなことがあるのかもしれません。

結果

極論言うと、広告代理店なんてどこでもいいんです。チャラかろうが、肌が黒かろうが、イケメンだろうが、顧客から預かった予算で顧客が想定していたよりも、他社が実施するよりも、良い成果を出せればいいんです。

「どこに頼んでも一緒でしょ?」

扱う商材という側面で見ると、その通りです。いや、むしろ独立したばかりの広告代理店では大手が扱える商材を扱えない、提案させてもらえない、こんなことは日常茶飯事です。つまり、大手に頼まないとできないことが多く、その時点で不利なんです。

だからこそ、一旦預けて頂いた予算は、額の多寡にかかわらず、全力で取り組む必要があり、細かく丁寧に扱う必要があります。良い結果を確約するなんて誰も出来ません。コントロールできないことがたくさんあるのが当然です。外的要因があればその変数を補うのは真面目な努力だけでは不十分ですよね。

とはいってもやはり、小さな広告代理店が結果を出すには最善を尽くし、他社がやらないこと、考えないことをやらねばなりません。身もふたもない話ですが、頑張るしかないんです。

広告代理業において大手広告代理店を含む他社との付き合い方は大きく分けて二種類です。

下るか抗うか。

最近キングダムを読んでいるので、メラメラしちゃってる表現ですが、下るというのは下請け業者となることです。別にカッコ悪いことではありません。ビジネスの世界、特に広告代理業の世界で当たり前のことです。広告業界とは全く関係のない人にとっては広告代理店=電通・博報堂、だと思いますが、そういったところが小さい仕事を下請けに流すイメージです。

正確にはもっと大中小の広告代理店、または広告関係会社があり、リソースや商材の得手不得手の関係性を補いつつ、協力し合って広告主の依頼を受けているのですが、ざっくりとは大きい会社からの仕事を下で受ける、もしくは営業が得意な会社が運用が得意な会社に仕事を流す、ようなことは様々な形で行われています。

“結果”という話から少しずれてしまいましたが、抗うということで結果を出すことが僕にとってはOLLの解とすべきことかなと思います。

下請けでは顧客の顔が見えず、顧客の想いや方向性がイマイチ見えてきません。そしていくら頑張ると言ってもこちらの熱意は伝わりにくく、文字通り数字のみが結果となります。そのため、単純に数字のみが会社の価値を計ります。それだとなんだかな~ということで僕は直接顧客とコミュニケーションを取らせていただける今の環境で良かったと思っています。

さて、その結果を出すためにどうやって他の代理店とポッと出のOLLが戦うか、「頑張るとか言ってたじゃねーか」ということなんですが、そういうことなんです。小さい会社では当然ながら支出の部分も、大きい会社よりも少ないわけで、大きい会社ほど利益を求めなくてもやっていけます。

つまり、顧客の予算規模にかかわらず全力投球できる値が相対的に求められないわけです。だから大手や他の広告代理店の担当者が適当にならざるを得ない仕事も時間をかけることができ、その結果として小さい会社という不利を上回る結果を出すことができるんだと思います。

何はともあれ、結果を出さないと顧客は他の代理店で試してみようとなります。その結果というのは、言うまでもなく数字と頑張り、その他もろもろであり、次につながる納得いただける理由のある成果です。

その他雑多な事項

雑務増えますよ、増え増えです

会社勤めだと気づいていなくても、同僚の誰かがやってくれていたり、業者さんがやってくれたりしていることがたくさんあります。そもそも社員という職責では必要ないことや知らない業務もあるでしょう。けれど独立するとその全てが自分の仕事となります。そのため、掃除であったり荷物の受け取りであったりといったものから銀行行ったり、役所行ったりといった役割まで様々な仕事が湧いて出てきます。通常の業務にしても提案書や会社概要といった資料などもすべてオリジナルになりますので、資料作成が苦手とかなんとか言ってられません。

僕が会社を作って最初にぶち当たった壁は、定款を作ることでもなく、事業計画書を作ることでもなく、銀行口座を開くことでした。今まで個人としては20年近くお世話になった銀行では法人口座の審査が通らず、たまたま通った三菱東京UFJ銀行以外はほぼ全滅でした。ゆうちょもだめでしたね。実績を作ってから出直して来いと言われますが、実績を作るためにも口座を開設したいんだけど・・・と何度涙したことか。

また、法務局、税務署、都税事務所、区役所、労働基準監督署、ハローワーク・・・今までなじみのないところがどんどん出てきます。そして見たこともない書類がどんどん届きます。意外と場所もわかりづらいところにあったり、行きづらいとこにあったりと、最初は苦戦しました。それに加えて補助金や助成金、制度融資なんかの金銭的なものが絡んでくると都庁、商工会議所、公庫、銀行の当該部署など出かける行先も拡大します。

ヘロヘロになりながらも、いろいろと経験したおかげで、またググりまくったおかげで、色々と詳しくなれたのが唯一の救いです。

人を雇うの?どうすんの?

ここまでの話がだいぶ覆るかもしれませんが、起業って必ずしも一人でやる必要ないですよね。特に広告代理業という事業内容であれば、[人数×個々の能力]が売り上げ増加の肝要だし、一緒に働いてくれる人が多いほうがいいですよね。ただ、その分人件費が、増える~~あたりまえ体操です。

独立・起業するということは言わずもがな大きなリスクを背負います。失敗しても大丈夫、命さえあればなんとかなる、なんて言葉は気休めです。プレッシャーや恐怖に耐えられず精神を病むかもしれない。激務で体を壊すかもしれない。会社がつぶれ路頭に迷ったとき、就職先なんてないかもしれない。それは時間を重ねれば、年齢が上がれば上がるほど大きくなるリスクです。

そんなリスクを理解してもらった上で一緒に独立してくれる仲間なんてなかなかいません。そういう人がいたとしても、易々とそんなリスクがあることを承知で誰かを誘う覚悟も相当なものです。その人の人生を狂わしてしまうかもしれません。僕自身は創業当時に誰かにリスクを背負ってもらう覚悟はありませんでした。

その代わり手伝ってくれる人は多くいました。これは幸いな部分でもあるし、逆に4期目の現在の状況の原因であるかもしれません。創業時に、覚悟をもって誘い、一緒にリスクを取って戦ってくれる人を本気で探していれば、現在のOLLはまた違った会社になっていたかもしれません。

“手伝ってくれる人”と”リスクを取って戦う人”の決定的に違う点は、文字通りリスクを一緒に共有しているかどうかであり、毎月決まっている金額が入ってくることを当たり前だと思うかどうかです。一概にどちらの様な人がいいとか悪いとかということではありません。会社のタイミングや状況でどちらの人員が必要かは異なってくると思います。僕自身、手伝ってくれる仲間がいることでどれだけ心強く思ったことでしょう。

今、OLLは会社を大きくすることに協力してくれる人を求めています。幸いにも今でも手伝ってくれる人がいます。現時点で実際に「リスクを取ってくれ頼む」というフェイズではありませんが会社を大きくするという単純な意味での目標を共有さえしてもらえれば、なんの問題もありません。今すべきことは大きくなるためにやるべきことをやること、大きくなってできることを増やすことです。

——ここまで パクり——

さて、だいたいOLLについてのざっくりした部分は全部さらけ出しちゃったつもりなので、書いてる僕もおなかいっぱいです。文中でも触れましたがOLLは4期目、そろそろ今まで少しずつ貯めた資産を吐き出していこうと考えています。それの意味するところは、向こう一年くらい経った時に答えが出るのかもしれません。上手くいって会社が成長しているか、上手くいかず寂しい感じになっているか、やっぱりただ頑張るだけです。遊ぼうぜアミーゴです。

※このブログのCSSは適当なので使用してるタグなども含め、おおめに見てください。

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